異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

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投資の判断基準は「資産になるか否か」

 - 未分類, 飲食店経営のヒント

      2015/11/03

先日お会いした某WEB媒体の営業さんとの会話の中で

「1万円の広告費を惜しむお店さんは、1万円の広告費すら出せない状況になっちゃいますよね」

という名言が出たので考えてみました。
投資、というやつです。

投資は必要か否か、で言えば僕は「必要」だと思っています。
ただし、なんでもかんでも投資すればいいってもんじゃないです。
その基準は「資産になるか否か」だと思います。

順に説明します。

投資はレバレッジを効かせる手段の一つ

レバレッジというのは、「利益率を高めること」と思ってもらえればOKです。

一生懸命美味しい料理を作り続けていれば、徐々に徐々にお客さんは増えていきます。
ただし、この「徐々に」のスピードがお店さんによってマチマチなのも事実です。

なんだったら扱っている料理や場所次第でも変わってきますね。

この「徐々に」のスピードが1だった場合、それを2倍、3倍と増やしていけたら、早い段階でお客さんが増えてくれるわけです。

その為に投資が必要だと思っています。

簡単な例を挙げると、「お店を知ってもらう」「興味を持ってもらう」「実際に来店してもらう」「リピートしてもらう」「友達に紹介してもらう」のようにお客さんが増えていく為の手順があった場合、お店を知ってもらうために「チラシをまく」とか「地域情報誌に載せる」とかの投資をする事で、知ってくれる人の数が2倍3倍どころじゃなく増えますよね。

(興味を持ってもらう、来店してもらうなども投資次第で単純に数を増やせます)

僕は、飲食店はとっとと知名度があがってお客さんが増えてくれて、売り上げの底上げがなされるべきだと思っています。
売り上げがいつまでも低いままだと食材を仕入れたり人件費を捻出したりするのも一苦労だし、自分の生活もいつまでも苦しいままですからね。

だったら早いうちに投資する事でお客さんに知ってもらう確率を上げる、興味を持ってもらう確率を上げる、来店してもらう確率を上げる、リピートしてもらう確率を上げる、紹介してもらう確率を上げる・・・という事をやっていく方がいいと思います。

でも先にも書きました通り、なんでもかんでも投資すればいいかというと、そんな事はないです。
結局世の中のサービスはあなたの為だけに作られているわけじゃないですから、自分に合わないサービスや商品が売り込まれる事もあるわけなんです。

じゃあその判断基準は何か

投資判断基準は資産に変わるか否か

少し難しいですが、「資産に変わるか否か」で考えるといいのかなと。

例えば、「必ず5,000円のコースが100人に売れるサービス」が5万円で売っていたら・・?
5,000円×100人ですから、500,000円の売上に対して、原価率30%として粗利が350,000円。
そのサービスを50,000円で買っているわけだから、差引300,000円のお金が手元に残ります。

こんな感じだったら「お金」という名の資産に変わったからわかりやすいかもしれません。

でも僕が思うのは、そういう事よりも
「将来にわたって数千万円生み出す為に必要な知識」とか
「作業効率が上がって、人件費を削除し続けられる機材」のような、短期的ではなく資産となり続けるものに投資すべきだと思います。

これこそが最大限にレバレッジが効いている状態だと思えますので。

逆に、全く資産を生まないような「うちの店に合いそうなオブジェ」とかに投資するのはめちゃめちゃに稼いでお金を使わないと税金がヤバイぐらいの時以外は投資しない方がいいです。

それが確実にお客さんを呼びこめるグッズと成り得るなら話は別ですが、あくまでお客さんはあなたのお店の料理やサービス、そして一緒に食事をする人と楽しめる事だったり、一人でさくっと食事が出来る事が重要なのであって、雰囲気やオブジェはその後でついてくる付加価値だということをお忘れなく。

具体的には

具体的に言えば、お客さんに知ってもらうために「看板を設置する」だとか「捨てられないようなチラシ・パンフレットを作る」などは投資対象だと思います。
また、興味を持ってもらうために、チラシやパンフレットに魅力を存分に伝える為の「コピーライティングスキル」や「心理学」を学ぶ為の投資もありです。というか、今はこれが一番重要かなと思ってます。
[参考]オススメ書籍

あとは来店してもらうためのクーポンだったり、リピートしてもらうためのポイントカードだったりとかもいいですけど、しっかりと常連さんになってもらうための仕組みに投資するのが先ですね。
一回来店されても2回目がないとか、リピートしてもらっても常連さんにならなかったとかだといつまでもクーポンやポイントカードに投資し続けなければならないですからね。

機材などで言えば、画期的な料理を作る事でお客さんを呼びこめる算段があるなら、それを作る為の機材は必要投資でしょうし、自動食洗機なんかも人件費削減になるからいいのかもしれません。

おわりに

もし「これは投資すべきか・・・」と、何日も悩むぐらいだったら、僕は投資すべきだと思います。

悩まずに決められるなら、投資の可否を考慮してもいいですが、悩んで悩んで・・・ってやってると、そんな時間がもったいないです。(笑)

ただでさえ僕らみたいな小さな飲食店の店主は時間が少ないですよね。
毎日仕込みに掃除、お店を開けて料理と接客、たまに帰らないお客さんもいて長引いたりする。(笑)

そこに営業活動やらメニューの研究開発やらが入ってきますし、それ以外にも付き合いで飲みに行ったりする事もあるでしょう。

そんな忙しい毎日の貴重な時間を「投資するか否か」で悩んでしまうぐらいなら、絶対投資した方がいいんです。
何もやらないよりは、やった方が得られる物があるからです。

僕は先日やっとiPad Air2を購入しました。
(実はかなり悩みましたが。笑)
発売当初から「これがあれば仕事がはかどるなぁ」とかずっと思っていたんですが、そんな想いをずっと悩むって事はもう必要ってことじゃないですか。
だったら早くに買っていれば、その悩んでいた期間に使い倒していたわけですから、その分お得だったなーと思うわけです。

iPadに限った話ではないですが、スマートフォンやタブレットが発売された当初にわき目もふらずに購入した人達っていますよね。
並んでまで購入した人とか。
それに比べて僕の母は先日初めてスマホを導入しました。

発売当初(数年前)に購入して使い倒した人は、先日初めて買った僕の母より何倍も使えるようになってますよね。
なんだったらそこからビジネスを生み出している人もいるだろうし、使えない人にコーチするだけで授業料が取れるかもしれない。
そう思うと、「スマートフォン・タブレットを発売してすぐに入手する」という投資が、のちのちの「知識・経験」という資産に繋がっているわけです。

ちなみに僕の友達は、とりあえず最新の物を買って、自分に合わなかったらすぐリリースするという手法を取り入れています。
最新の物なら買い手もいるし、高値で売れるので、自分が使った期間だけレンタルしていたと考えるようにするみたいです。この考え方はすごいですね。

是非参考にしてみてください。

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