異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

いつまで食べログみてクヨクヨしてんのよ|飲食店主と食べログの上手な付き合い方

 - 飲食店関連コラム ,

      2016/02/06

口コミサイトって、既に飲食店とは切っても切り離せない存在になりました。

特に日本なら「食べログ」が大きな存在だと思います。

食べログには毎日たくさんのアクセスが集まって、中にはとても心無い言葉で口コミを書く方もいてビックリします。

先日、近所の老舗レストランの店主の奥さんと道端でバッタリ会ったとき、食べログの話になりました。

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まさかの「頭に来ている」発言

そのレストランはもう数十年続く老舗で、顧客も安定しているし僕から見てとても理想的なレストランでした。

でも、奥さんの話だと、食べログの口コミに相当「頭に来ている」という事でした。

試しにそのレストランの口コミを見てみたら、基本的にはいい口コミばっかりだったんですが、やっぱり目を疑うようなものもありました。

僕がすごく腹が立ったのは、都内の高級なレストランと比べて味が悪いと悪評を口コミしていた人。(僕らの店は関東の田舎街です)

飲食店は立地やらコンセプトやらいろいろが混ざり合って、原材料を選んで料理を決めてってやっていくじゃないですか。

極論で言えば、ロブションでハンバーガーが食べられたとして、マクドナルドと味で勝負して、マクドナルドに悪評つけますか?って話です。

それすら理解していないような人が評価するシステムという事なんですよ。
他人の店の事なのにまた腹が立ってきましたw

誰からも嫌われたくないから、自分を見失ってしまう

僕は基本的に、口コミサイトなんて見ない方がいいと思っています。

大手のマーケティング部の人とかは、そりゃあ参考になるかもしれませんが、小さい個人店からしたら参考になりませんよ、あんなの。

というのも、どうせみんな「いい意見」を参考にするんじゃなくて「悪い意見」を参考にしたがるじゃないですか。

「ここが良くなかった」って言われたらそこをどうにか直そうとするでしょ?
人間だから嫌われたくないんです。誰にも。
だから仕方ないんです。

でもそれって、「このお店は素敵です」って言ってくれた人を無視してませんか??

僕だったら、「素敵です」と言ってくれた人にまた来店して欲しいし、その人の為にもっともっと素敵な店にしたいと思う。

全員が「いいね!」というお店なんてない

飲食店って、100人の人を相手にした時に、100人から「いいね!」と言われる事なんてないんです。

なぜなら、人間は誰も同じではないから。

安くて大量にごはんを食べられるのが好きな人もいれば、少量でも良い食材の物をワインと一緒に楽しみたい人もいます。

恐ろしいことに、単純に、人が「良い」という物を嫌う人もいます。

そういう人それぞれを一緒くたにしてしまう時点でお客さんが見えてないんですよ。

だから僕は僕のお店のターゲットとなる人に向けてのみ、僕の自慢のサービスで戦っていきたいと思うんです。
その為には食べログに悪評を書くような敵の意見なんて要らないんです。

誰を喜ばせたいの?

僕も当初は食べログに口コミが付くのが嬉しくて毎日のようにチェックしていました。

開店してからしばらくは「美味しい!」「かっこいい!」みたいなコメントばかりだったんですね。

それがある日、なんか評論家みたいな書き方の人が、ねちっこい悪口を書いてきたんですよw
(あえて悪口と言っておきますw)

僕は過剰に反応してしまって、その日一日来たお客さん全員を睨みつけるような疑心暗鬼に陥ってしまったり、お風呂でシャワーを浴びながら「クソォー!」と叫んだりしてしまいました。

その結果、その評論家が書いた事に対して「もうこんな事言わせねェ」と、対策案を出したんです。

その対策案を聞いた妻から「その嫌な人を喜ばせたいの??」と言われ、「ハッ」としました。
僕が喜ばせたいのは、僕の店を好きな人だけでいいんです。

その日以来僕は食べログを見ないようにしています。

僕は見ない。何があっても見ないw

というか、実は怖いだけなんですけどね。傷つくのが。

やっぱりね、向こうの言い分が間違っていなかったとしても、傷つくんですよ。
「あー、この人を満足させられなかったんだな」
って。

でもそれって仕方ないんですよ。
というか、両成敗。お互いに悪い。

僕がその人に完璧にどんな店なのかを伝えられなかった事も悪いし、
その人が事前に調べて来れなかったのも悪い。

じゃあもう縁がなかったと思って諦めるしかないじゃないですか。

だから僕はもうしばらく見ていません。
本当に怖いんですw

見る側にも色んなタイプ

ちなみに僕の妻は口コミを見て激しく怒るタイプ。
怒った挙句、その怒りでストレスを発散できるのか、特に行動には起こさないでいられる人。

その老舗レストランの店主の奥さんは、激しく怒るものの、冷静になり、口コミに「こちらが精進します」という返信が出来る人。大人ですw

その老舗レストランの店主は、ぜーんぜん気にならない人w
「また0からやり直せばいいのよ」と気楽です。素敵。

僕の店のスタッフは、クヨクヨと落ち込んでしまう人と、「あんなもん見るもんじゃない」と言える人。

で僕は怖くて見れない人。

色んな人がいるんだなーと思います。
でも総合しても、個人店としては「見るメリットないなー」と思いますw

おわりに

食べログって、飲食店からお金を取って検索上位にしたりするサービスを行っているから、どうも飲食店の味方なんじゃないかって勘違いしてしまいますが、結局はユーザーの味方であることに違いはないわけです。

だから、アレを利用する人が楽しければ、便利ならば、それでいいわけです。

僕らはそのシステムの一部を借りて、情報発信したり、検索上位にして貰ったり、予約のサービスを受けたりするだけ。

だから自分たちの気持ちをそこに乗せちゃダメなんですよね。
冷静に考えたらそういう事なんです。

もうクヨクヨしてたってお客さんに迷惑なだけなんだから、落ち込むぐらいなら見ない!
そう決めましょうw

[関連]食べロガーを利用して店の価値を上げる

追記

ちなみに、うちも、その店も共通の感想として

「金離れの悪い人ほどクレームをつける」

という”飲食店あるある”がでましたw

なぜだか、太っ腹な人って全然文句言わないんですよ。
気持ちよく食事して帰ってくれる。

でもお金を使わない人ほどうるさいですね~・・。

って、ただの愚痴じゃないですよ。
つまり、自分のお店に集めたいのは

  • 太っ腹な文句を言わないお客さん
  • ケチで文句ばかりのお客さん

どっちですか?ってコトです。

どっちが正しいとかじゃなくて、どっちに来て欲しいかですよ。
その「来て欲しい人」に合わせる事が大切です。

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Comment

  1. さくらんぼ より:

    店主ひとり、アルバイトひとり、
    夜一万円の隠れ家のような和食。都心有名店の先代が、趣味で開いたような自宅併用。セクハラが酷く、襲われそうになりひと月半で辞めましたが、、入店2日目、食べログにさくらで書き込みしてね。とあっさり言われました。さくら書き込み、本当に多いですよ。お店のスタッフにさせます。そのまた身内や友達も、オーナー自身は手を出しません。

  2. さくらんぼ より:

    飲食3店舗、最後は、高級料亭、夜3〜7万(一人)で働きましたが、どこでも同じでした。従業員に書き込みさせてます。退職して食べログでランチへ、?????何故にこの料理でこの評価、ほとんどが5点。なのにお店はガラガラ、お料理はバランバラン。なるほど、ここも書き込みさせてました。チェーン展開なので、回せば4倍くらい書けますね。恐ろしい。。

    • 管理人 より:

      さくらんぼさん

      コメントありがとうございます。
      そういうこともあるんでしょうね~。

      評価5点なのにお店に行ったらガッカリ・・・そんな状況が続けば食べログの点数も自ずと落ちるとは思いますがw
      お店側もユーザーもそんなサービス見ない方がいいのかもしれませんね。

      ちなみに僕の友人の一人も頼んだわけじゃないのにサクラ書き込みしてくれました。
      ただ、食べログの採点方式ってそんな単純じゃないらしいので、点数にカウントされないそうですが。

      また、もしサクラだったとしても、ちゃんと正しいことが書いてあれば誰も損しないんじゃないですかね?
      美味しいとか美味しくないとかじゃなくて、掃除が行き届いているとか、新鮮なネタだとかの客観的な情報なら僕は客として足を運ぶ時には店選びの情報として欲しいです。

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