異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

借金をすることはいけないことか

 - 飲食店オープン準備 , ,

      2015/11/03

以前、近所で飲食店を経営されていたオーナーさんと話をしていた時のこと

「借金なんて、きちんと経営していたらあって当たり前ですよ」

と仰っていました。

どう思いますか?

世間一般では借金って悪い事のように扱われていますよね。
なぜでしょうか。

ちなみに僕個人の意見では、借金が悪い事とは思っていません。

世の中の多くは「経営者」ではないから

世間で借金がよくない事のように言われてしまうのは、おそらく多くの人が「経営者」ではないからだと思います。

多くの一般人はサラリーマンです。
決まった時間働く事でサラリー(お給料)が貰えるわけです。
これは、自分の時間を切り売りしている感覚とも捉えられます。

逆に言えば、自分の時間以上の稼ぎは貰える事がない。
もちろん出世して数万、数十万の稼ぎが増える事はあっても、自分の時間が限度いっぱいなわけです。

では経営者はどうか。

ご存知の通り経営者は、何時間働こうとも、利益が上がらない事にはお給料なんて貰えませんよね。
ということは、時間を売ってお金を得る事が出来ないのだから、何かを売ってお金を得なければなりません。

じゃあその何かって?

成功している経営者ほど、お金を売ってお金を得ているんですね。
つまり、お金で雇った人にお金を稼いで来て貰うとか、お金で買った物をより高い金額のお金で買ってもらうとか、そういうことです。

サラリーマンと経営者の感覚の違い

先述の通り、サラリーマンは自分の時間を切り売りして生計を立てています。

つまり、有限の資産を、徐々に切り崩しているわけです。

この辺り、学校教育だったり家庭での教育だったりが濃すぎて麻痺してしまっている人が多いんですが、冷静に考えればそういうことです。

サラリーマンの一生の価値は、23歳で就職して60歳まで働くとして37年間。
平均の年収が600万だとしても、2億円強。※年収3億円時代はとっくに終わりました。
もちろん生涯の年収がもっと低い人も高い人もいるとは思いますが、37年間で均してこれぐらいとしています。

この自分の一生の価値=2億円強を若い頃から毎年300万、500万、800万・・・のように切り崩しているイメージです。

逆に経営者は、一生の価値が決まってないわけです。
売れば売っただけ、価値が高まっていくというか。
だから、お金を使ってでも稼いでいく必要があります。

稼いでいる経営者ほどお金をガンガン投資している

さて、経営者がガンガン稼げるようになるには、それなりの投資が必要です。

正しい投資は、稼ぐ為の近道になるからです。

例えば、人に投資してお店を任せる事が出来るなら、あなたはその空いた時間で稼ぐ為の違う何かが出来ますよね。
お店はその人が利益をあげてくれて、あなたも違う利益をあげられるなら自分一人でお店をまわすよりも多く稼げることになります。

また、本など知識に投資する事で、先人の経験を擬似的に得る事が出来るので、失敗する回数を減らせるかもしれません。
そうなればその分早く稼ぎ出せる事になりますね。

そういうことを理解しているから、稼いでいる経営者ほど、ガンガンお金を正しい投資に回しているんです。

そして、そこにお金を回せば回すほど稼げるのだから、投資する為のお金が必要になってくるわけです。
その為に借金をする事は何ら悪いことではないですね。

無借金経営がよくない理由

中には無借金経営が偉いなんて言う人もいますが、これは結局上記の話から考えればわかることで、自身の稼げる幅を狭めている事に他なりませんね。

つまり、自分が持っているお金以上は投資できないという事ですから、もっともっと稼ぐ為の近道をゲットできないって事なんです。

経営者はどちらかと言えば「お金を使わないこと」よりも「お金をより稼ぐこと」に頭を使わなければなりません。
使わないで残るお金で自分や従業員、お店を守るのではなく、稼いだお金で守っていくべきではないでしょうか。

無借金経営が偉いなんてのは、(個人的には)無責任な発言だと思っています。

じゃあ借金は全面的に悪くないのか

じゃあ借金はどんどんすればいいのか、というと、そういうわけでもないんですけどね。

結局は無理に借金して返せなければ、それなりに誰かにそのしわ寄せが行くわけですから。

必ず返せる算段を立てて、正しい方向に投資するための借金は必要である、ということです。

そういう意味では、稼げるのかどうかもわからないような店舗改装費用だとかに充てる為の借金なんかはしちゃダメって事ですね。
(僕がやっちゃったから、失敗談としての教訓です。(笑))
[参考]成功者の話も失敗者の話も聞いて自分に生かしていく

だから絶対、新規での独立開業には居抜き物件がオススメ。
無駄な事にお金をかけなくて済みますから。
[参考]出店するならスケルトンか居抜きか

おわりに

僕がサラリーマンだった頃の社長の話で面白かった物があるので紹介します。

生涯年収3億円なんて時代はとっくに終わったんだよ。

30数年しか働けないのに、生涯で3億円稼ぐとしたら、新入社員として入社した年から年収1,000万プレイヤーになってなければ無理だ。

君たちが生涯3億円を稼ぐと考えているのなら、今現在の年収が300万円だとしたら700万円の借金を将来に残しているのと同じことだぞ。

どうですか?

なかなかのトンデモ理論のような気もしますが(笑)、僕は当時とても感心しました。

今は生涯雇用が当たり前じゃない時代になりました。
使えない社員は、業績が落ちればすぐにリストラです。
中小企業の話ではなく、先日もマクドナルドやシャープで起きましたよね。

また、年功序列も当たり前じゃなくなりました。
年収300万の人材が、いつまで経っても年収300万なんてことが起こり得るということです。

もし、

「年収300万円でも貰えれば生きていけるし、このまま35年勤めれば生涯年収1億円だ」

と思っていても、年収300万クラスの人材だったらいつクビにしても会社は惜しくない存在なんだという事を忘れてはいけないし、そうならない保証はないんです。

・・・話がそれましたが、結局はサラリーマンも自身に借金を背負っているような状態なんだなと思ったという事です。

まぁ、家を買う時に全額キャッシュで買う人なんて稀でしょうし、保険に加入しているサラリーマンはよくよく考えてみたらローンで大型の商品を買っているのと同じですからね。

借金はどう正しく使うかが大切なんだと言えます。

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