異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

飲食店で料理や接客と同じくらい大切な照明|みすぼらしく見える店内はNG

 - 飲食店の設備 ,

      2015/11/02

飲食店において、料理や接客・サービスが大切なのはご存知の通りですが、
僕は何気に照明、ライティングが疎かにできないものだと思っています。

ライティングにも「これ!」という正解はなく、
あなたのお店にあった照明を探す必要があります。

また、本来は施工時にきちんと考えるべき部分でもありますが、
営業途中からでもライティングは変更できますので、ご参考までに。

[関連]飲食店に使える照明まとめ|あとから増設でもカッコよく照らせる照明とは

明るいライティングはファインダイニングに

明るい店内というのは「清潔感」を与えてくれます。
また、料理もキラキラとして映えるので、美味しそうに見えます。

但し、逆に掃除が行き届いていないと目立ってしまう欠点や、
他のお客の存在が気になるという点もあります。

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ファインダイニングのように白を基調とした店内で、手の込んだ料理と行き届いた清潔感をアピールするお店なら明るいライティングが合うと思います。
席と席の間隔が空いているような、余裕のあるお店に。

暗いと料理が映えない

僕は個人の飲食店なら、ある程度暗めの感じがムーディでいいかなと思います。

ただし、暗すぎると料理が映えません。
なので、料理にすごくこだわりのある店の場合は、料理へのスポットライトがあるといいかもしれませんね。

お客さん同士の顔も見えづらいですし、
僕らのように少し狭い・小さい飲食店の店内には暗めのライティングがオススメです。

薄暗い店内はNG

暗いと言っても、薄暗い店内はNGです。

たとえば天井にダウンライトが一つで6坪ぐらいのスペースを照らしている、みたいな。

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わかる方がいるか微妙ですが、昭和のダイニングキッチンみたいな感じです。

僕の子供の頃の記憶にある団地のダイニングは
蛍光灯のペンダントライトが一つだけ下がっていて、なんだか薄暗かったなぁ。

薄暗い照明はみすぼらしく見えます。
お客さんが飲食店に何を求めてきているのかを考えたら、
みすぼらしい店内はNGかなと思いました。

※もし、そういうコンセプトのお店さんだったらありだと思いますが。

高さに段階をつける

薄暗い店内を作ってしまう原因の一つが、照明の高さに段階がないことです。

僕の店の初期の状態がそうだったのですが、
天井のとある高さのところにしかライティングがなかった。

しかもコンクリ打ちっぱなしの店なので、なんだかすごく貧しい感じがただよってました。

アジアのリゾートとかだと逆に味があっていいんですけどね。
ここは日本だからNGなんですね。

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こんな風に高さだけでなく、横の広がりや奥行にも照明が段階的についているとおしゃれですね。

もし最初の施工時に、僕の店みたいに一つの高さにしか照明がなかったら・・・
僕はクリップライトやペンダントライトを駆使して段差・奥行を作りました。

こんな感じのやつです。

コンセントから引っ張ってきて、目隠しして、みたいな感じで苦労したので、
工務店さんを呼んで工事してもらうのが早いかもしれませんがw

間接照明で雰囲気アップ

ダウンライトなどのように、直接テーブルや地面を照らすライトだけでなく、
壁などを照らす事ですこし温かみのある灯りになります。

こういう間接照明を使う事でムーディさが増しますね。

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テーブルの上に置いたりするのも効果的です。

植物を下から照らして上げると、少しリゾートっぽい雰囲気が出ておしゃれです。

最初の施工時にライティングが考慮に入っていなかったとしても、
スポットライトやテーブルランプなどで間接照明は作りやすいです。

なので、既に飲食店を営業されている方でも簡単に試す事ができますよ。

照明の明るさ調節機能を利用する

照明にも音楽プレイヤーのボリュームみたいに、明るさを調節するツマミをつけることができます。

僕の店は最初、それをつけずに「全部明るさMAX」という状態で営業スタートしました。

すぐに「明るすぎる」と判断して、いくつかのダウンライトを外したのですが、
そうすると薄暗い感じになってしまい、みすぼらしさが出てしまいました。

明るさMAXのライトが5つと、明るさ半分のライトが10こだと、
同じ明るさのような気がしますが全然違うんです。
後者の方が断然温かみがある明るさになります。

本来は店舗開業時の工事で明るさ調節が出来るようにしておけばいいんですが、
うちはあとから追加工事で取り付けました。

工務店さんによるとは思いますが、1時間しない工事で2~3万ぐらいでした。
その投資効果はあったと思います。

また、ランチは最大の明るさで営業し、夜は絞ってムーディに、なんてのもあり。

白熱灯・蛍光灯・LEDの使い分け

飲食店を経営していると頻繁にかかってくる電話の一つに
「店内の証明をLEDにして電気代節約しませんか」
というものがあります。

[関連]電気事業者を名乗るウザい電話営業の本当のところ

僕はこれを否定しませんし、LEDにすれば確実に電気代は落ちます。
でも、あまりオススメしません。

LEDのライトはナチュラルカラーを選んでも、
白熱灯に比べるとやっぱり少し冷たい感じがします。
(気になる方は電話してきた業者を呼びつけて実際に見せてもらったらいいかも)

なのでウチは外のライトだけLEDにしました。
店内は白熱灯の温かみのある灯りで営業しています。

もちろん人によっては気にならない程度の違いですし、
お客さんもわからないかもしれないですけどね。

蛍光灯はスタッフルームや厨房など、
しっかりとした明るさ(全体光)が欲しい時に適しているかもしれません。
特に厨房が暗いのは異物混入などの元になりますので注意が必要です。

なんでもかんでもLEDにしてしまうと、電気代は安いかもしれませんが、
小さな個人の飲食店のような「温かみを大切にするような店」には逆効果かもしれないです。

おわりに

ライティングって、自分が店をやる前まではそんなに気になりませんでした。

でもなんとなく「この店はなんか寂しいな・・」と思う店に出会っていたのも事実です。

大きな震災があった時に「節電だ」と言って電気を半分ぐらいしかつけていない時期がありました。
この時はうちだけじゃなく街全体がそういう雰囲気でした。計画停電とかもあったし。

その時の飲食店の雰囲気はやっぱり寂しい感じで、お客さんの元気もなく、
なんだかどんよりした感じになっていたのを覚えています。

飲食店の役割は「料理を提供する」という事以外にも、お客さんにとっての心の寄り所でもあります。
いい気持ちで過ごして貰えるように証明にもこだわりたいところです。

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