異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

料理人は何の修行をして何色の夢を見るのか

 - 飲食店オープン準備

      2016/02/06

料理人と話をすると決まって

「あと何年修行をしたら自分の店を持って・・・」のような話になります。

夢があっていいなと思うんですが、いったい何を修行しているの?と思う事がしばしば。
今日はそんなお話です。

スポンサーリンク

料理の修行をするなら一生料理人でいる覚悟を

多くの料理人がしている修行、それは

「美味しく料理が作れること」

だと思います。
もちろん、食材をきちんと捌ける事とか、幅広い料理に対応できるようになるとかあるかもしれません。

でもそれって、つまり、全部が「料理の修行」なんですよね。

僕は、「何年も料理の修行をするなら一生雇われの料理人でいろ」って思っています。
それは悪い意味ではなく、職人としての尊敬の念を持っての想いです。

料理人は独立開業してはいけない理由とは
こちらの記事にその想いを強く書いています。

さらに自分のお店を持つということ=経営をすると言う事は、それだけ甘くないって事を伝えたいという事でもあります。

雇われの料理人とは

雇われの料理人とはどういう人でしょうか。

簡単に言えば、50になっても60になっても、生きている間はずっと包丁を握って厨房に立ち続ける、そういう人だと思います。

体力的にもきついでしょうし、自分よりも年下のマネジャーに注意されたりしながら仕事をしていくと言う立場です。

出来るなら、それをやればいいんです。
体力をつければいいだけだし、変なプライドなんて捨てればいい。

当たり前ですが、言われた通りの料理を完璧に作り、それを美味しいと満足して貰って対価(給与)を得るという仕事です。

僕は、とても誇れる仕事だと思っています。

自分の店を持つというのはどういうことか

では逆に、ほとんどの料理人の夢でもある「自分の店を持つ」というのはどういう事でしょうか。

自分の店というのは決して「やりたいようにやれる場所」ではないです。

想像してください。
あなたが好きな物・・・例えば僕だったら漫画。

もし楽しみにしている漫画が、単なる作者の自己満足の世界で終わっていたらどう思いますか?

実は出版されている漫画は、きちんと担当マネージャーがついて、編集者がいて、読者の事を考えて作られています。
作者が「こう描きたい!」って思う事があったって、その通りには描かせて貰えない事もあるんです。

これって料理人の世界に似ていませんか?

でも、作者が描きたいと思う方向性だけで描きすすめていたら、ほとんどの漫画は退屈な駄作に成り下がっているだろうなと思います。

巷にあふれる「同人誌」がいい例。

好き勝手描いただけの漫画は、言ってみたら作者の自慰行為なんです。

僕は、料理人が好き勝手やっただけの飲食店なんて行きたくありません。
きちんと僕が期待している物を提供してくれるような、そんなお店にお金を払いたいです。

漫画じゃなくても、ゲームや小説、テレビ番組などなど、なんでも置き換えて考えてみてください。

いったい今、何の修行をしているの?

ここまで読んだところで、一旦確認してください。

いま、いったい何の修行をしていますか?
どんなゴールを見ていますか?

そしてあなたの師匠は「経営」を教えてくれていますか?
それとも「料理」を教えてくれていますか?

もしも、あなたが夢見る先が、自分のお店を持つ事で、今一生懸命に料理の修行をしているのだとしたら、この先「経営」の修行も必要だという事を心の片隅に置いておきましょう。

そして、修行にはおそらく終わりがありません。
自分が動き出すか否かの差だけです。
早くに乗り出した人から早く失敗を繰り返して、本当のゴールに近づけます。

僕は、意味の無い修行なら一刻も早く辞めて次のステージに進む事を提案します。

スポンサーリンク

こんな記事も読まれてます

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です