異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

独立開業してしまうとサラリーマンに戻るのは難しい?

 - 異業種から参入する人へ ,

   

これから独立開業しようという方にとっては、

「失敗したらどうしよう」

「サラリーマンに戻る事はできるんだろうか」

という不安があると思います。

たしかに将来のことはわからないから不安ですよね。
でも、結論としては、そんなに心配する事ではないと思います。

なぜなら、独立開業して例え失敗したとしても、
その時のあなたは会社にとって必要な人になっている可能性が高いからです。

独立開業で得られる一番のこと

独立開業をする事で得られることはたくさんあります。

それは「経験」という見えない形として蓄積されていきます。

その中でも僕が思う独立開業で得られる一番素晴らしいことは「経営者としての視点」を持てる事だと思います。

あたりまえですが、サラリーマンの多くはこの経営者としての視点を持っていません。

 

 

なぜなら、日本人は学校教育や親からの教育で自然と
「サラリーを貰って働く」
という仕事が正しいことのように教わるからです。

僕の父もサラリーマンでしたから、経営者とはどういうものかという教えを僕にしてくれる事はありませんでした。

経営者の視点とサラリーマンの視点、違いはなんでしょうか。

経営者とサラリーマン

経営者とサラリーマンは根本的に別物です。

考え方も仕事内容も全然違います。

また、収入面でも全然違いますが、収入が発生する環境も全然違います。

サラリーマンは安定して安い賃金で働かさせられますが、
経営者は不安定です。だからこそ常に稼げるように頭をフル回転させなければなりません。

僕が一番、経営者とサラリーマンは違うと思う部分は

  • サラリーマンは与えられた仕事をする
  • 経営者は仕事を作る

という事だと思います。

僕はサラリーマン時代に
「いかに早く家に帰るか」

「いかに多くの給与を貰うか」
にしか興味がありませんでした。

勤めていた企業が成果主義型だったので、
与えられた仕事を早く終わらせられれば早くに帰れるし、
ちゃんと出来ていれば給与も多く貰えました。

ただこれは与えられる「仕事」というものが存在したから出来たのであって
「仕事」を一から作れと言われたら、数日家に帰る事は出来なかったんじゃないかと思います。

また、サラリーマンは自分が中心です。
自分が出世できるか、自分が早く帰れるか、自分が多くの給与を貰えるか。

経営者になると、会社が中心です。
その中で優秀な人を出世させたいし、優遇させたいという目線になります。

会社にとって必要な存在

さて、

もしあなたが独立開業~失敗した時に、
経営者の視点を持って会社に戻る事ができたら、どう貢献できるでしょうか?

ただ与えられた仕事をこなすだけのサラリーマンと、経営者の視点にたって会社の利益になるような仕事を作れるかもしれないあなた。

会社にとって、どう戦力になるのか。
それをアピール出来れば、会社にとって必要な存在と思って貰えるとは思いませんか?

先日WBSでも出戻り社員の特集をやっていましたが、
実は僕も一度、独立から元居た会社に戻らせてもらった経緯があります。

その時の社長は
「戻ってきたいと思ってもらえるほど魅力的に思って貰えるなら光栄だ」
と仰ってました。

また、
「キミが独立して学んできた事を活かしてほしい」
と期待してくれました。

その後僕はまたその会社を離れて独立する事になるんですが、
それでも社長は快く送り出してくれたし、
「またダメになったらいつでも戻ってきてくれ」
と言ってくれました。

社長ほど失敗を忌み嫌わない

多くの人は「失敗」を嫌がります。

なぜなら、子供の頃から「失敗してはいけない」と習うからです。

でも果たしてそうでしょうか?

エジソンは一度たりとも失敗せずに電球を発明したと習いましたか?

失敗というのはその一瞬しかみていないから失敗なのであって、
その後に控える大きな成功の為の一つの方法を試した結果に過ぎないんですね。

実は世の中の経営者ほど、失敗の大切さを知っています。
どんどん失敗して、どんどん成長しようと思っています。

だから、あなたが独立開業して失敗したとしても、
あなたが尊敬できるぐらいの社長さんだったら「また一つ学習したな」ぐらいにしか思ってません。

なぜなら、それ以上多くの失敗をしているはずですから。

一つだけある、くだらない壁

もし、失敗してしまって、やっぱりサラリーマンに戻りたいと思った時に一つだけ障害となるものがあります。

それは、既存社員の目、というやつです。

日本の田舎では未だに村八分のようないじめが起きたりしているそうですね。
子供がやるならまだしも、大の大人がやっているというんだから気持ち悪いです。

僕が思うに、一つの村でずっと育ってしまうと外を知らないじゃないですか。
そうするとそこのルールが全てになってしまう。

そういったところから起こり得るんだと思います。

程度の差こそあれ、サラリーマンとして会社勤めをしている人の多くは、その会社しか知りません。

そうすると、そこを飛び出して大海を見てきたあなたの事が疎ましく思うわけなんです。

島国根性とか言われますが、余所者を排除したい気持ちになるんです。

普通に考えたら、鎖国したままだった日本と開国した日本、どちらが栄えたかはわかりそうなものですが、一つの場所に固執する日本人は鎖国を選びます。

だから、あなたが戻ってくるという事を面白く思わない人達が反対する可能性があるということです。

会社としては、あなたがどれだけ優れていようとも、
他の社員全員の士気が下がってしまうのなら、あなたを迎えいれようとは思わないでしょう。

もちろんあなたもそれで会社の業績が下がるぐらいなら戻りたくないですよね。

でもその時のあなたはもう大海を知った人間です。
他の誰とも違うわけです。

あなたがやってきた事を評価して必要としてくれる会社を探せばいいだけではないでしょうか。

おわりに

学校の先生や医療従事者(特にお医者さん)を見ると、田舎の人たちと似たようなものを感じます。

おそらく、若いうちから一度も社会に揉まれることなく、その業界に身を置いてしまっているからだと思います。

世の中のサラリーマンは基本的に資本主義の荒波にもまれていますよね。
どうすれば顧客満足度を高められるか、どうすれば他所よりも売れるのか、そういう環境に身を置いているわけです。

だから自ずとホスピタリティが身についてきますし、外で感じたことなんかを活かして自身の仕事の糧にできるわけです。

でも二十歳そこそこで「先生」と呼ばれる存在になってしまった人達は、特に競争する必要もないし、他所の畑を見る必要もない。
その職場こそが「社会」になってしまうわけです。

僕も小さいながら経営者の端くれとして、
もしどちらかを雇用しなければならないのだとしたら、
長年同じ環境でしか働いてこなかった人よりは、多くの仕事を体験してきた人に期待するだろうなと思います。

 

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