異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

参入ジャンルの決め方 | ニッチの意味を間違えない独立開業

 - 飲食店オープン準備 ,

   

飲食店をオープンする時に、参入ジャンルを決める道しるべとして

ニッチを狙う

というものがあります。

ニッチとは、隙間産業のことで、

隠れた需要があるのに、誰も手を付けていない場所。
または自分にしかできないもの。

みたいなことです。

個人の小さい飲食店なら、ニッチを狙わなければ、売れる店は作れないと思っています。
なぜなら、ニッチじゃない市場(=需要が明確に見えている市場)はすでに大手が占拠しているからです。

開業する前に、賢い人ほど、こういう事には気がつきます。
が、意外な落とし穴だと思うのが、飲食店のニッチを間違えているという事です。

マケドニア料理のタフチェグラフチェ

もし、あなたがたまたまマケドニア料理のタフチェグラフチェを作る技術を持っていたとしましょう。

「タフチェグラフチェ専門店なんて誰もやってないぞ!!」

そういう想いで開業したらどうでしょうか。

もちろん、出店場所によっては、
「待ってました!!」
「懐かしい!!」
みたいな反応が得られるかもしれません。

でも多くの人は、

「タフチェグラフチェってどんな料理?」

って思います。
さらには

「マケドニアってどこ?」

ぐらいの知識だと思います。

僕も今、初めて知りました。

だから、今、日本でタフチェグラフチェ専門店をやっても、基本的には流行りません。
なぜなら、みんな知らないから。

お客さんの顔を想像する

もちろんタフチェグラフチェがダメだと言っているわけではありませんし、
中には

「初めて聞いた!気になる!行ってみたい!」

って思う人もいます。
また、大手がきちんと戦略を立てたうえで流行らせる事もあります。

マカロンなんかが急に流行ったのも、マカロンが美味しいからという理由だけではありません。

マカロンはオシャレで新しいスイーツというイメージを若い女性に植え付ける事に成功したからこそ、受け入れられたんです。

そういう広告宣伝に多大な費用をかけられない僕らみたいな小さなお店は、じゃあどうしたらいいかというと、

お客さんが利用している顔を想像する

ことで、見えてきます。

僕がフライドポテト専門店を諦めた理由

僕はある時期に「フライドポテト専門店」をサラリーマンが多そうなオフィス街で出店しようと考えた事があります。

これはベルギーのフリットにヒントを得て、
会社帰りにふらっと寄れる、フライドポテトとフレーバーしか料理がないお店で
飲み物もベルジャンホワイトの樽生のみの立ち飲みバー

という、若干攻めた感じのお店でした。

※店名も「Wit et Frite」にしようとか、事業計画も立てました。

ちょうどクラフトビールが流行り出しの頃だったので、
ベルジャンホワイトの樽生のみでも行けるだろうとか考えていたんですが、
それは結局は机上の空論じゃないかと思っちゃったんですね。

事件は会議室で起きてるんじゃない・・・現場で起きてるんだ!!

みたいなw

要するに、
サラリーマンのおっちゃん、20,30代のリーマン、
どの人達を想像しても、会社帰りにフライドポテト専門店で軽くひっかけて帰る、って姿が想像できなかったんです。

いいですか。
最初は

「フライドポテト専門店なんて、ニッチやーん」

とか思ったんです。単純に。

だけど、それがこちら側の「これってニッチだよね」という推しつけに過ぎなかったというか、
お客さんが「そうそう、それを待ってた!」ってならないよなーと。

ニッチといっても、こういう間違いがあると思うわけなんです。

(とはいえ、やってみないとわからないですけどね・・)

参入ジャンルは需要がある隙間を狙う

ここで話を戻すと、参入ジャンルは「需要がある隙間」を狙うという事になるかなと思います。

需要があるジャンルというのは、ラーメンとかイタリアンとかパンケーキとか、ハンバーガーとかカフェとか居酒屋とか。
人々が利用するシーンが容易に想像が出来る形態ですね。

その中で、

「既存のラーメン専門店にはなかった意外性」

みたいなもの、かつ

「既存のラーメン専門店のお客さんが心の底では求めていた可能性があるもの」

これが隙間だというわけです。

まとめ

新規で飲食業界に参入するのであれば、

既存の人気ジャンルの中からニッチを見つけましょう

ということです。

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