異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

ポイント付与システムを導入したらお客は来るのか

 - 広告宣伝の効果 , ,

      2015/11/03

tcard

飲食店を経営していると、何度となく
「集客が出来るようになる提案です」
という電話を受けることがあります。

そのうちの一つに、
”大手ポイントサービスと連携して、お会計時にポイント付与が出来るようになるシステムの導入”
というものがあります。

当店でもTポイントの導入をすすめる色々な業者さんと会って話を聞いてきましたが、
小さな飲食店でも果たして必要でしょうか。

ポイントシステムを導入したからといってお客は来ない

結論から言うと、ポイントシステムを導入しただけではお客さんは来ません。
その理由は以下の質問に答えてみてください。

「あなたは、数ある飲食店の中からポイントが付与されるという理由でその飲食店を選びますか?」

僕はNOです。
(これは男性だからという理由もあるのですが、詳細は後述)

どちらかと言えば、お店を選ぶ時って、
まずは料理やサービス、格式やシーンが最初に浮かびませんか?

「中華が食べたい」と思った時に、「ポイントが付与されるから焼肉を食べに行こう」とはならないはずです。

「よし、この接待がうまくいけば大きな仕事が取れるぞ!」
と思っている人が「ポイントがたまるからファミレスで頑張ろう」
・・・なんてこともありえないです。

あるとすれば、
「A店とB店、ほとんど業態もサービスも美味しさも価格も同じ感じだけど、A店はポイントが付けられるからA店にしよう」とかでしょうか。

つまり、お客さんを呼びこむ為のエサには出来ても、
それ自身がお客さんを呼んでくる事は“基本的には”ありえません。

ただし、
「他所で貯めたポイントがあの店で使えるみたいだから試しに行ってみよう」
など、普段から「あの店はポイントが貯められる、使える」という印象がついていれば、
何かがあった時には思い出して貰えるかもしれません。

その機械を損失しない為にポイントサービスに加入するのかどうか、ってところです。

男性と女性でポイントに対する考え方が違う

先日大手ポイントサービスである「Pontaカード」と東京電力が提携する事が発表されました。

2016年の4月から電気会社を自由に選べることになるさきがけとして、
東京電力が一つのメリットを打ち出したのだろうと思います。
(逆にPonta側も現時点で首都圏に暮らしている人ほぼ全員がカード会員の対象となるのでWin-Win)

電気なんて普通に生活していれば普通に使用するのだから、それでポイントが貯まれば嬉しいよね!

って思っていたのですが、
アンケートによれば男性からは「ポイントカードなどはあっても使わない」という声が上がっていました。

そういえば僕も考えてみたら、
いろんな会社のポイントが勝手に貯まっているのかもしれませんが、ほとんど把握していません。
※クレジットカードのポイントだけ、ちょいちょいビックカメラのポイントにしています。

じゃあ女性はというと、
「ポイントはお得だし貯める」と言っている傾向が強いみたいなんです。

たしかに僕の妻も空き時間でせっせとポイントサイトのポイントを貯めています。
(頑張って月に3,000円ぐらいはゲットしたみたいです)

僕には絶対無理だと思いました。

で、これってもしかして、
”狩猟時代から受け継いでいるDNAのせい”なんじゃないの?
って思いませんか?

つまり、男は武器を持って狩りに出かけるわけじゃないですか。
そして試行錯誤して、なんとか動物を狩ったり、植物をゲットして帰ってくる、と。

それに対して女性は男が連れてきた動物を飼育したり、植物を育てたりして貯めこんでいく。

大昔にはそんな生活が当たり前に行われていたんです。

その遺伝子がずっと引き継がれているからこそ、男はポイントを貯めることよりも自分で稼いだお金を使いたい、使う為に稼ぎたいと思う動物であるのに対し、女性は稼げなかったとしてもなるべく多くのポイントを貯めて堅実に使っていきたいと願うのではないか、と。

DNAから見るポイントサービスの使い方

だったら、それを逆手にとれば良いわけで、
女性をターゲットにするならポイント付与サービスを全面に打ち出せば、ある程度の集客の足しにはなるんじゃないかと思います。

逆に男性をターゲットにすると、そこまで意味をなさないのではないかなと思います。
実際に僕は、クーポンとか値引きとかがある商品よりも「自分が食べたい商品」を選んでしまう傾向にありますし、ポイントが付きますと言われてもカードを出すのが億劫な時が多々あります。
(特にファミマでTカードは出さなさすぎて妻に怒られるぐらい)

このターゲットというのは、お財布のひもを握っている人です。
あなたのお店が、”女性が主導で男性を連れていきたい店”なら女性ターゲットだし、
”男性が女性の前でカッコつけられる店”なら、男性ターゲットです。

もちろん、男性・女性と書きましたが、全員が全員そうというわけではなく、全体の8割ぐらいがそうなのではないか、という予測に過ぎません。

※この辺は心理学にも関係してきそうですね。

まとめ

結局、その手のサービスって「読み取る機器を設置するのに月額○万円かかります」ってものがほとんどです。
そりゃその会社さんだって、そうやって利益を出していかなければならないわけですから。

で、顧客管理機能が付いています。
顧客管理機能を上手に使えば、お客さんに「来店ありがとうメール」が送れるだとか、
ポイント2倍サービスなどのダイレクトマーケティングを行う事もできるわけなんです。

以前に営業に来たTポイントの営業担当者に
「社長、これはあくまで道具ですよ!どう使うかです!」
と言われたのを思い出します。
[参考]手段と目的をはき違えない

自身の店のターゲットと、設置・運用費用、顧客管理機能をどう駆使するかなどのバランスでやるかやらないかを決めていくといいと思います。

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