異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

お客が来ない飲食店主はパチンコ屋の過剰な宣伝から学べ!

 - お客が来ない理由と解決案

      2016/11/29

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僕が住んでいる駅の駅前に、ある有名なパチンコチェーンが出来ました。

当然駅前なので視認性抜群。
そこを通る人なら誰でも気づきます。

そもそも建設中から「何が出来るの?」って話題になってましたし、
できたら出来たで、派手なネオンとうるさい音のおかげで、一目でパチ屋だとわかります。

「駅前に出店してたらウチも売れていたのになぁ・・・」と一度でも思った事がある店主さん、いませんか?
・・・僕は何度となくそう思った事があります。

そんなあなたはきっと、駅前に出店していても売れなかったかもしれません。

そう思わせられるだけの”努力”をそのパチ屋から感じることができました。

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パチンコ屋の過剰すぎる宣伝から学ぶこと

そのパチンコ屋がオープンしたのは昨年の12月のこと。
オープン前には「12月○日オープン!」とでかでかと看板が掲げられ、
オープン初日には行列が出来ていました。

飲食店もオープンラッシュは絶対にありますから、当日~一ヶ月ぐらいは忙しかった記憶があると思います。
パチンコ屋でも同じことが起きるんですね。

さて、僕が驚愕したのはその日からの彼らの宣伝の過剰さでした。

僕が気づいただけでも、駅前での複数人でのビラ配り、地域情報紙への掲載、バスの車輌自体にペイントする広告、駅のホームの広告、電車の吊り広告、ラジオのCM、宣伝カーでの宣伝、看板を背負ったスタッフが街を闊歩、近隣飲食店との提携(フレンド店と称してクーポン発行)etc…

これだけの数の宣伝を行っていたんです。

いいですか。
これを、駅前に店がある人達がやってるんです。

視認性抜群。
何屋か一発でわかる。
さらにはネオンで輝いている。

そんな「誰でも知ってるでしょ」ってお店を、それ以上に宣伝する。

これは単純に「すごいな」と思いました。
お店の存在を知ればみんなが行くというわけではないけれど、
存在を知らなければ誰も来てくれません。

あなたのお店はこの宣伝の中で、いったいいくつ実践していますでしょうか?

朝、通勤する人に駅前でビラ配りをしていますか?
近隣のお店と仲良くして、お互いのお客さんを紹介していますか?
お店のロゴが大きく印刷されたTシャツを着て街を歩いていますか?

実はどれも「できること」なのに、やってない可能性が高いです。
※さすがにラジオのCMやバスの広告などはお金がかかりすぎるので個人店にはきついですが・・。

知られていると思ったら大間違い

こういう話をすると「宣伝なんかしなくたって、頑張ってればいつか認めてもらえる」という人が多いのですが、甘いです。あまあま。

そもそも「あなたが努力していること」なんて、誰も知らないと思った方がいい。
その証拠に、あなたはあなたが住んでいる街にあるお店全てを把握していないはずですし、そのお店のオーナーがどんな努力をしているかなんて皆目見当がつかないはずです。

たとえば美容室や歯科医院は街に溢れていますが、何軒挙げられますでしょうか?
そして、挙げた美容室(または歯科医院)のサービスやその特徴について説明できますか?

もしかしたらあなたにピッタリのサービスを行ってくれるお店があるかもしれないのに、
あなたはそのお店を知らずにいる可能性が高いんです。

ということは同様に、あなたのお店を知っていれば「行きたい」となるような方も、あなたのお店を知らない場合が多いというのが事実です。
だから、駅前にあって視認性抜群なパチンコ屋さんでも、過剰なほどに宣伝をするというわけ。
誰一人「そんなパチンコ屋、知らない」とは言わせないためです。

有名な話で、「自分が住んでいる家の真裏の通りにあるお店を数年間知らなかった」なんていう一見馬鹿げた話があることが物語っています。
事実僕もこの街に5年住んでいて最近初めて知ったお店がありますし、僕の店に来てくれるお客さんも「最近出来たんですか?」なんて平気で聞いてきます。そんなもんです。

おわりに

見えないところで努力をする事は、僕はとてもカッコイイことだと思います。
だけど、その努力が誰にも知られないければ実りません。
結果、そのまま店をたたむことになるのは、とてもカッコ悪いことです。

どこに自分のプライドを置くのか、という話ですね。
自分の美学を貫くことにプライドを置くのか、お店が存続出来る事にプライドを置くのか。

「そんなこと(宣伝)やるぐらいなら潰れた方がマシ」と言える人なら、それはそれでOK。
というか、そんなお店は残れません。

「何をやってでも生き残ってやる」
そう言えるお店さんこそが生き残って行ける時代になっています。

自分のため、家族のため、お客さんのため、
せっかく作ったお店をつぶさないためにも出来る事は全部やって戦いたいところです。

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Comment

  1. ケータ より:

    はじめまして。私この夏に田舎で飲食店を開業するケータといいます。

    素晴らしいサイトですね!最初の記事からじっくりと読ませていただきました。

    『私の知識は本の受け売りです』とありますが、書籍の著者が言いたい本質を自分のものにされているので本当に参考になります。

    やはり美味しい以前に知っている店であることは重要ですね。

    • 管理人 より:

      ケータさん

      コメントありがとうございます!
      飲食店の開業、色々大変だとは思いますが楽しみですね!

      成功への道筋は一つではないと思うので、あくまでも一つの参考としてとらえて頂けたら幸いです。

      >やはり美味しい以前に知っている店であることは重要ですね。

      そうですねー。
      極端な話になりますが、存在すら知らない店には誰かに連れて行って貰わない限り行けませんからね・・・。
      その為にはその「誰か」が知っていなければいけないわけで・・・。

      ただ「知っている店」の中で「美味しい店」、または「美味しそう」「楽しそう」と期待できる店に行きたい、誰かに紹介したいと思うでしょうから、「美味しい」ももちろん外せないところではありますがw

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