異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

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閑散期にお客さんを呼びこむ方法|2月にお客が来ない店が勘違いしていること

 - お客が来ない理由と解決案 ,

      2016/11/29

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飲食店は2月と8月がお客さんの減る月だと言われますよね。
おそらくすごく寒い月とすごく暑い月だから、お客さんが外に出ないんだろうなと思うんです。

俗に言う閑散期です。

もちろん業種業態、出店場所、出店形態によって違うとは思いますが、それでも絶対に月ごとの売上には波があると思うんです。
好調な月もあれば、低迷する月もあります。

うちの場合、「1月,2月,6月,7月,10月」がお客さんの減る月ですね。

「一年だいたい真っ赤っかじゃねーか!」

そうツッコみたいですよね。
そんなやつから偉そうな話を聞きたくないかもしれませんが(w)、もう少しだけお付き合いください。

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必ず波はあるから、月ベースで考えない

僕の店はこんな感じですけど、どんなお店さんだって必ず波はあります。

これはもう明確な理由があるんです。

たとえば先ほどの2月。
2月は寒いから外食したくないと書きましたが、そんな事もないんですよ。

例えばサラリーマンなんかは必ずランチを求めますし、何かっていうと飲み会が入ってきますから、
頻度こそ減ったとしても外食利用はするんです。

じゃあその飲み会の時に、

  • オープンテラスのビアガーデン
  • ほっかほかのおでんで一杯飲める店

このどちらを選びますか?って事なんですよ。

真冬にビアガーデンはさすがに行けない

当たり前ですが、真冬なんだから「おでん」じゃないですか。
いくらキンキンに冷えたビールが好きな人でも、そこは「おでん」じゃないですか。

じゃあ逆にそれが8月だったら?

おでんは正直オールマイティかもしれません。
でも、僕だったら真夏の夕暮れ時にビアガーデンでキンキンに冷えたビールをゴクッと、喉を鳴らして飲みたいなって思います。

この2店だけを見ても、夏と冬で波があるのがわかると思います。
お客さんの総数は変わってないけれど、盛り上がるお店とそうでないお店に分かれちゃう。

しかも結構当たり前の理由じゃないですか。

なのに、夏におでん屋は「8月は客がこねーなー」とか言って落ち込んだり、チラシをまいてみたりするんですよ。

僕は、もっと長いスパンで考えるべきだと思っています。
つまり、「2月はどうだった、8月はどうだった」ではなく、「1年通してこんな感じだった」といった感じに。

”お客さんが来ない波”の月に集める方法

とはいっても、お客さんが来ない月は寂しいですよね。
なんとか集めたいと思いますが、どうしたらいいのでしょうか。

答えは「母数を増やす」ことです。

単純にあなたのお店に来るかもしれない人の数を増やしておくこと。
それに尽きます。

あなたのお店のお客さん候補が1000人しかいなかったら、月に1%の来店で10人しか来てくれません。
でももし、母数が100,000人まで増えたら、1%でも1,000人来てくれます。

ではその母数をどうやって増やすか。

それは、

”放っておいてもお客さんが来る波”の月に、がっつり宣伝する

という事が重要です。

飲食店主が陥る勘違い

実は飲食店主がよくやってしまうこととして、

放っておいてもお客さんが来る月には何もしない
お客さんが来ない月に慌てて宣伝する

こんな事があります。
僕も最初の頃はやらかしました。

例えば12月は忘年会の需要があるから、なにもしなくたってお客さんが来るんですよ。
で、お客さんの予約で埋まるもんだから、仕込みだったり営業だったりに体力を奪われてしまって、
それ以上の宣伝を打ったり、サービスの向上を図らない。

で、調子に乗ってると2月になってガクンと売上が落ちて、慌てて宣伝するわけです。

これのどこがおかしいかわかりますか?

僕は当初わかりませんでした。
3つほどおかしいです。

まず、簡単な問題として、宣伝の効果はすぐには表れないという事です。
2月に宣伝を打った効果は、早くても4月~5月に効果が出てきます。

もし2月に人を集めたいのなら、少なくとも11~12月には宣伝を打っておかないといけません。

そして2つめは先ほど書いた通り、
2月は宣伝がどうのこうのではなく、そもそも落ち込む時期なんです。

だから、宣伝を見ても体が動きません。外に出たくないんですw

3つめは、忘年会シーズンのような「放っておいてもお客さんが来る月」に何もしないことです。

「放っておいても来るんだからいいだろう」

って思うかもしれませんが、違うんです。

来る時にがっつり集めて母数を増やす

放っておいても来る月というのは、お客さんの来店へのハードルが下がっている月とも言えます。

飲食店を探している人と、飲食店を探していない人。
「どちらかの人に自分のお店で食事をしてもらうように宣伝しなさい」と言われたら、どちらが簡単でしょうか。

僕は「飲食店を探している人」にアプローチをした方が簡単だと思います。

つまり、12月に「どこで忘年会しようかしら」と探している人に「うちで忘年会しませんか!?」と提案してあげれば忘年会のお店候補として考えて貰える可能性は高まるわけです。

逆に2月に「外に出たくないわー」って思っている人に「うちのお店で食事しませんか!?」と提案しても反応は悪そうですよね。

僕らはそういう状態だと知らずに2月に宣伝をしまくっていたわけなんです。
ゲームだったら超ハードモードですよ。

イージーモードすら攻略できない人に、ハードモードクリアなんて無理無理。

だったら12月にお客さんが集まるよう、9~10月に宣伝を打って、
頑張って12月に今までの倍のお客さんが来るように集めたらいいんです。

そこで気にいってくれたお客さんの中の何人かは2月にもふと思い出してきてくれますから。

お客さんって、初めてのお店よりは、一度行った事があって自分が気に入っているお店の方が行きやすいんですよ。
自分だって「飲食店を利用したい用事」があった時に、初めて紹介される店よりは一度行った事がある店の方が敷居が低いと思いませんか?

12月に来店されたお客さんは2月に飲食店に行く用事ができた時、「あ、12月に行ったあんな店があった!」と思い出してくれるわけです。

単純に、12月に来てくれた人に「2月にはこんなメニューを考えてますんで」って言うだけでも違います。

おわりに

このように月ベースではなく年間ベースで考えると、
繁盛している時に何をすべきか、そうでない時に何をすべきかが見えてきますね。

繁忙期に集めたお客さんたちに、閑散期のまた違った楽しみ方を提案するとかでも反応は違ってくると思います。

なんだかんだで冬にビアガーデンはなかなかありえないかもしれませんが、
「冬でも楽しめるビアガーデン」
を魅力的に提案出来たら、冬にもふと思い出してくれるかもしれません。

繁忙期と閑散期はお店の立地や業態によって様々だと思います。
年間通して自店がいつ強いのか、いつ弱いのかを把握しておき、その月が一年においてどんな役割を持っているのかを考え行動するように出来ると閑散期の集客も今より楽になると思います。

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Comment

  1. じー より:

    為になります。勉強のなります。ありがとうございます!
    2月、変に暇だからって安売りする事ないって事ですかね?

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます!嬉しいです。

      もちろん出店している地域や形態によっても違うとは思いますが、
      お客さんの来ない2月に価格を下げても、「安くなったから行こう」とはならないんじゃないでしょうか。

      来てくれるお客さんの顔を想像した時に、「安くなったから嬉しい!」って言ってくれるかどうか?

      僕は安売りするなら、地域のどんなお店よりも極端に安いぐらいじゃないとインパクトないんじゃないかと思ってます。
      それよりは3月4月の繁忙期に向けて、歓送会やお花見会、新メニューのお知らせなどなどを頑張った方が良さそうな気がします。

      ご自身のお店と、お客さんにとって一番良い方法を見つけてみてくださいね。
      2月はツライですけど、暖かくなればお客さん戻ってきますから!

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