異業種からの参入で小さな飲食店をやってるけど何か質問ある?小さな飲食店主の経営幼稚園

これから飲食店を始めたい方や既に小さい飲食店のオーナーをされてる方に役立つかもしれない情報を書いていきます。

急に常連さんが来なくなる理由。その時僕ら飲食店主に出来る事。

 - 飲食店関連コラム

      2018/03/07

friends

ずっと通っていてくれていた常連さんがパッタリ来なくなる。
そんな経験をしたことはありませんか?

僕はあります。ありまくります。

そんな時って、ものすごく悲しくなりますよね。
何か悪い事したかなぁ?って思ったり。

でも、そこには意外な理由が隠れていました。
その理由と、対処法について僕なりにまとめてみます。

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常連さんがパッタリ来なくなる理由

僕の店ではオープンからずっと同じペースで通い続けてくれているお客さんもいれば、
ずっと来てたのに急に来なくなってから全く見かけなくなった人、
一時期全然来なかったのにこのところ頻繁に来るようになった人など・・さまざまな方がいます。

でも全員に共通して言える事があります。
それは、「みんな一人ひとり、それぞれの意思を持った人間」ということです。

僕らが勝手に「常連さん」と呼んでいるだけであって、その人は「佐々木さん」だったり「板橋さん」だったり。
そのお客さん一人ひとりの生活があるわけです。

「何を当たり前のことを言ってるんだ」
と思っていますよね・・すみません。

でも、そう思ったら、常連さんが急に来なくなる事も頷けませんか?
何もあなたのサービスが悪かったからとか、料理がまずかったからとかいうわけじゃないんです。

急な引っ越しがあったケース

一番多そうな理由がこれ。

僕も自分が引っ越しをする時に、なじみの店にはわざわざ告げなかったなんて経験がたくさんあります。
※どこまで親しくなったかによりますけどね。

あとあと近所の飲食店の方から「あー、あの人なら引っ越したよ」なんて聞くわけです。
僕にも言ってくれなかったことは悲しいけれど、嫌われたわけじゃなかったんだとホッとしましたw

亡くなったケース

こればかりはどうしようもありません。
特に高齢の常連さんの場合だと「昨日まで元気だったのに・・・」っていう事はありえなくないです。

単に忙しかったケース

あなたのお店に来てくれるお客さんだって仕事をしています。
仕事をしていれば「たまたま忙しい時期」というのもありますよね。

僕の店でも一時期ぱったり来なかった方がいて、再度来店してくれることがあったので単刀直入に聞いてみたところ・・・
「いやー、めちゃくちゃ忙しくて、いつもここの前通るの閉店後だったんですよ!」
なんて言われて安心したことがあります。

閉店の片づけを始めたら駆け込んできて「ビール一杯だけ飲ませてください!」っていう常連さんもいたりして、話を聞いたら「どうしても来たかったんだけど、仕事の都合でギリギリだったんで・・・、ダメだったら諦めるぐらいの気持ちできました」との事でした。

もしかしたら毎晩5分10分の差で入れなかったお客さんもいるのかもしれません。

お客さんが成長したケース

これも仕方ないことなんですが、お客さんだって成長します。
最初はあなたのお店の事が大好きだったとしても、そのうちマンネリ化して飽きてきちゃうんです。

これ、「どうにかマンネリ化させないように頑張ろう」とか、そういう問題じゃないんですよ・・。
どんな年齢になろうとも人間は成長をしますから、20歳のころに楽しかった飲み方って30歳になった今は出来なかったりしますよね。それと同じです。

もちろん普遍的に愛してくれるお客さんというのも存在しますが、かなりレアだと思った方がいいです。

お客さんの生活が苦しくなったケース

今は日本がこんな状況ですので・・・常連さんの会社が突然倒産したとか、リストラにあったとか、そういうケースだって無くはないです。

単純に給与が低い会社へ転職した、なんてことも。

そうなると、今までと同じペースではあなたのお店に通えなくなるのは仕方ないことですよね。
やっぱりお客さんも一人ひとりのアイデンティティがあるということです。

そんな時、僕らはどうするか

問題は、常連さんがパッタリ来なくなってしまった時に僕らがどうするか、ではないでしょうか。

僕が出した答えは「どうもしない」です。

来れなくなってしまった人、来なくなってしまった人の為に何かをするんじゃなくて、「今来てくれている人」の為に注力すべきだと思うから。

むしろ、その常連さんがいつ戻ってきてもいいように、同じようなサービスで迎えてあげる準備をしておくことかなと。

常連さんは友達みたいなもん

そこで僕が思ったのは、常連さんって友達みたいなもんだよなってことです。

もし友達だったら、一回や二回料理の質が悪くたって来てくれますよね。
でも、傷つけたり、嫌な思いをさせたら、もう仲直りできない可能性だって含んでいるわけです。

つまり、自分だったら友達にどこまでやられたら嫌で、どれぐらいなら許せるのか?を基準にサービスを考えるといいんじゃないかと。

友達って、普段何気なく接しているから気づかないですけど、実はお互いに「友達でいることのメリット」が存在しているんですよ。
たとえば、一緒にいて居心地がいい、とか。趣味・性格が合うとか。

僕はこれ、常連さんも同じだと思ってて、あなたのお店に共感しているから、またはあなたの事を好きだからこそ通ってくれている。

こんな人たちに対して「こうやったらまた来てくれるだろう」みたいな作戦って失礼だし、そもそも友達だったらそんな作戦にゼッタイ乗ってきませんよね。

お客さんだって友達だって一人の人間なので、都合があって離れる事もあるかもしれない。
けれどそれは、必ずしもあなたの事が嫌いだったからではないわけです。

友達だったら、その人の人生を尊重できますよね。
常連さんはもちろん代金を支払ってもらうなどの主従関係はあるけれど、あくまでお互いに尊重しあう存在である事もまた然りです。

おわりに

常連さんを友達と考えたら、いろいろ考え方が変わってきますよ。

例えばその人の趣味なんかも積極的に知っていきたくなるわけですし、DMを送る時にも決して売り込みメインじゃなくなるはずです。
※友達に売り込みのメールなんて絶対しない・・・という前提ですが。

もし自分だったら、「通っているお店から来る連絡」よりは、「友達から来る連絡」の方が嬉しいし、協力したいと思うんじゃないかな。

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