小さな飲食店のオーナーは絶対にアフィリエイトをやった方がいい、その理由とは
2016/02/22
つい先日、妻に「アフィリエイトで生きていきたい」と駄々をこね、夫婦仲が険悪になりました。
まぁ、
この時点で僕がアフィリエイトで稼いだ額は0円
なんですけどね。
・・・。
さて、アフィリエイトで生きていけるかはさておき、
「小さな飲食店のオーナーこそアフィリエイトから学べることがある」
と思ったので自分なりにまとめてみました。
Contents
アフィリエイトとは
アフィリエイト、と聞いて
どんな物かを適格に想像できる飲食店のオーナーさんは少ないのではないでしょうか。
アフィリエイトは簡単に言えば
「売り手が売りたい商品を紹介して、
買いたい人に買ってもらうことで報酬が貰えるシステム」
のことです。
色んな書籍や広告なんかで
「主婦でも1億円稼げた」
みたいなことが書かれているからかもしれませんが、
とにかく「簡単」もしくは「怪しい」みたいなイメージが強いのではないでしょうか。
実際僕なんかは
「なんか空いた時間で稼げるみたいだし、やってみたいな。」
「とは言ってもなんか怪しいネットビジネスでしょ。」
と思っていました。
・・・が、
全然違いました。
これは簡単になんて稼げないです。なめてました。
売り手がいて、買い手がいるちゃんとした「商売」(ビジネス)だったんです。
そうなると“なぜやるべきなのか?”が見えてきはじめたと思います。
なぜ小さい飲食店のオーナーがアフィリエイトをやった方がいいのか
商売の本質を学べるいいツール
僕は商売の本質は
誰かの役に立って、その代わりにお金を貰うこと
だと思っています。
誰かの役に立ってもお金を貰わなければそれは「ボランティア」だし、
誰の役にも立っていないのにお金を貰っているのならそれは「詐欺」です。(断定)
僕だったら役に立たない商品やサービスにお金は払いたくないし、
そんなものにお金を取られたら悔しいです。
だからこそ、飲食店に限らず
全ての「お金を受け取るサービス」をやっている人は
「これは誰の役に立っているのか」を常に意識しておく必要があると思います。
アフィリエイトも同じじゃないかと思っています。
誰かの役に立たなければ見向きもして貰えません。
稼いでいるアフィリエイターたちは日々「誰の役に立てるだろうか」と考えて、
せっせと記事を書いているに違いありません。
マーケティング脳が鍛えられる
誰の役に立てるか、と考えると、次はその市場を知る必要があります。
商売をやる上で欠かせない知識の一つ「マーケティング」ですね。
マーケティングはWikipediaによるとこのように定義されています。
企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念
つまり、商品やサービスを売る為の市場を知る学問だと思います。
小さな飲食店のオーナーさんは「商品」に自信があっても
マーケティングを疎かにしている人が多いなーというイメージがあります。
[参考]美味しいのにお客が来ない店は美人なのに結婚できない女性
マーケティングって全然難しくないんですよ。
何故か商売を始める人は盲目になってしまって見えない「当たり前のこと」があるんですが、
それを当たり前に学問としてまとめたものなんです。
例えば、
とても美味しくて、とても安くて、とても気持ちのいい接客の店が、
名前も知らない山の頂上にあるレストランだったら、日常的には通えない
・・・みたいなのってわかりますよね。
その辺のバランス感というか、
「誰が、いつ、どこで、どんな時に、いくらぐらいの、何を欲するのか」を知り、
それをどのような形で展開していくのか、これがマーケティングです。
アフィリエイトでも同じで、
「誰が、いつ、どこで、どんな時に、いくらぐらいの、何を欲して検索するのか」
を探る事が必要になってきますね。
これをやる事でマーケティング脳が鍛えられていくと思っています。
マーケティング脳が鍛えられると集客が俄然強くなります。
SEOを常に意識できるようになる
先ほどの例のように、アフィリエイトでは最終的に「何を欲して検索するのか」がカギになってくるわけなんですが、そこで重要なのがSEO、SEMという技術です。
簡単に言うと、Googleで検索した時に自分のホームページやブログが引っかかりやすくなるようにする技術の総称です。
【参考】飲食店のホームページにSEOって必要??
例えば、お客さんが来ないと思って「お客 来ない」って検索したとします。
その時に「お客さんが来ない時に出来ること」とか「お客さんが来るようになる方法」みたいなサイトが出てきたら見てみたいですよね。
逆に「お客として可愛い子が来ない」みたいな検索結果は、ちょっと調べたい本質からズレてますよね。
つまりSEO対策っていうのはユーザーが調べたい情報とそのキーワード、それと自分のウェブサイトをちゃんと紐づける行為のこと。
お客さんになるかもしれない人は頭の中で「今日のお昼ご飯どうしようかなぁ・・・」とか「今度の嫁さんの誕生日はどうしよう・・・」とか考えていて、頭の中で「東京駅 ランチ」とか「妻 誕生日」とかを検索しているわけなんです。
その可能性をどれだけ広げられるかと、そのキーワードと自店がいかにマッチするかが集客のポイントだと思うんです。
もっと言えば、「奥さんの誕生日をラーメン屋で祝おう!」って思う人ってそんなにいないと思うんですが、もし「誕生日が祝えるラーメン屋」みたいなお店を知っていたら「『妻 誕生日』・・・あっ、あの店があった」ってなるかもしれないですよね。
※そのあたりの事は一圓克彦さんの著書「0円で8割をリピーターにする集客術」の「脳内SEO」という項目で詳しく書かれています。
こういうSEO、SEMの脳トレもアフィリエイトをやる事で出来るようになってくると思います。
うまくいけば副収入になる
そして最大の利点はなんといってもこれですね。
商売の本質が学べて、マーケティング脳やSEO脳が鍛えられて、うまくいけば副収入を得る事ができるなんて、一石二鳥どころじゃないです。
もし今、あなたの飲食店がとても順調で「そんな事やってる暇ないよ!」って状態ならアフィリエイトの副収入なんていらないと思いますが、そうでないのならやってみる価値はあります。実際僕は暇だったからアフィリエイトを調べだしたわけですしね!(笑)
まとめ
僕の心の師匠の1人でもあるダン・ケネディの言葉でこういうものがあります。
ネットビジネスなどというものは存在しない
インターネットの先には人がいて、結局は人対人のビジネスでしかない、という事です。
つまりツールが「インターネット」なのか「飲食店」なのかという違いなだけで、ビジネス(商売)の本質に違いはないという事だと理解しています。
※余談ですが、未だにマーケティングに触れていないようなオーナーさんはダン・ケネディの言葉が載った書籍をオススメします。飲食店にもバッチリ生かせる多くのアドバイスを知っておくだけでも損はありませんので。
[amazonjs asin=”4087860434″ locale=”JP” title=”ダン・ケネディから学ぶ 「稼ぐ社長」の作り方”]
飲食店はどれだけ宣伝をしても仕込みをしても、どれだけ美味しくても、オープンしている時間しか稼げません。(これを専門的に言うと「レバレッジが効かない」というみたいです)
体調が悪くて休んだりした日には1円も稼ぐことができないんです。
また、最大で収容できる人数(席数)が決まっているから稼げる額にも限界がありますね。
さらにオープンしている時間は人件費も光熱費もかかります。
でもアフィリエイトは24時間365日いつでも全世界に向けてオープンしている状態だし、人件費や光熱費をかけずとも勝手に売り続けてくれるんです。
これ、すごくないですか?
僕はそこに気づいてしまった時からアフィリエイトの虜です。
もし本当に商売の本質の部分が一緒なら、飲食店(に限らず)で稼げている人はアフィリエイトでも十分に稼げますよね。
しかも仕組みさえ理解すれば、自分の時間や人件費を使うことなく24時間365日、世界中の人に売りつづけられる。
逆に言えば、24時間365日、世界中の人に向けて売る事がうまくいかないような人は、それより条件が悪い飲食店経営がうまくいくはずがないと思っています。
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